一閑張りです
2013 / 05 / 12 ( Sun )
様々な方たちのおかげで、
無事『器展』も終了致しました。
実に沢山お世話になりました。
大変感謝しております。
さて、オープン以来ようやく少し一段落のギャラリー器から、
現在展示中の作品のご紹介をしようと思います。

『一閑張り』という工芸です。
読みは『いっかんばり』。
どういったものかといいますと、
竹や木で組み合わせた骨組みに和紙を貼っていき、
その後柿渋や漆を塗って、色をつけたり補強加工をほどこしたものです。
一閑張りは昔から日本人の日常生活で愛用されていたものですが、
和風インテリアとしても見目良く、最近では趣味として作られる方も
増えてきているそうです。

ちなみに一閑張りの一閑の由来なのですが……
中国は明から亡命してきた飛来一閑(ひきいっかん)が広めた技術なので
一閑張りと呼ぶ説。
農民が農閑期の閑(ひま)な時に作っていたものなので一閑張りとなった説。
丈夫な出来で、一貫の重さにも耐えるほどの強度が由来となって、漢字の書き方も
『一貫張り』とする地方もあります。
どれも説得力がありますね。


画や古文書など貼り付けて意匠にしたりします。
割といろいろ自由に出来そうで面白そうですね。
丈夫で手触りも良く味わいのある一閑張りですが、
柿渋は年を経るごとにその色をより深くしていきます。
そういった味わいの変化も一閑張りの魅力の一つと言えます。
作家の佐藤節子さんが作られた一閑張り、
ぜひお手に取ってご覧いただきたく思います。

また、現在ギャラリー器では、
フリーライター・コピーライターであるTOKOさんの
『ココロエ(心絵)』も展示させて頂いています。
『ココロエ』とは、写真の中に詩を添えた作品で、
映り込む風景に、短くも優しい言葉の力が乗せられています。

心に触れる何かというのは人によって違うものでしょうが、
もしかしたらそういう『ココロエ』が見つかるかもしれません。
こちらも素敵な作品でありますので、ぜひご覧いただきたいです。
無事『器展』も終了致しました。
実に沢山お世話になりました。
大変感謝しております。
さて、オープン以来ようやく少し一段落のギャラリー器から、
現在展示中の作品のご紹介をしようと思います。

『一閑張り』という工芸です。
読みは『いっかんばり』。
どういったものかといいますと、
竹や木で組み合わせた骨組みに和紙を貼っていき、
その後柿渋や漆を塗って、色をつけたり補強加工をほどこしたものです。
一閑張りは昔から日本人の日常生活で愛用されていたものですが、
和風インテリアとしても見目良く、最近では趣味として作られる方も
増えてきているそうです。

ちなみに一閑張りの一閑の由来なのですが……
中国は明から亡命してきた飛来一閑(ひきいっかん)が広めた技術なので
一閑張りと呼ぶ説。
農民が農閑期の閑(ひま)な時に作っていたものなので一閑張りとなった説。
丈夫な出来で、一貫の重さにも耐えるほどの強度が由来となって、漢字の書き方も
『一貫張り』とする地方もあります。
どれも説得力がありますね。


画や古文書など貼り付けて意匠にしたりします。
割といろいろ自由に出来そうで面白そうですね。
丈夫で手触りも良く味わいのある一閑張りですが、
柿渋は年を経るごとにその色をより深くしていきます。
そういった味わいの変化も一閑張りの魅力の一つと言えます。
作家の佐藤節子さんが作られた一閑張り、
ぜひお手に取ってご覧いただきたく思います。


また、現在ギャラリー器では、
フリーライター・コピーライターであるTOKOさんの
『ココロエ(心絵)』も展示させて頂いています。
『ココロエ』とは、写真の中に詩を添えた作品で、
映り込む風景に、短くも優しい言葉の力が乗せられています。

心に触れる何かというのは人によって違うものでしょうが、
もしかしたらそういう『ココロエ』が見つかるかもしれません。
こちらも素敵な作品でありますので、ぜひご覧いただきたいです。
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