一閑張りです

様々な方たちのおかげで、
無事『器展』も終了致しました。

実に沢山お世話になりました。
大変感謝しております。


さて、オープン以来ようやく少し一段落のギャラリー器から、
現在展示中の作品のご紹介をしようと思います。


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『一閑張り』という工芸です。
読みは『いっかんばり』。

どういったものかといいますと、
竹や木で組み合わせた骨組みに和紙を貼っていき、
その後柿渋や漆を塗って、色をつけたり補強加工をほどこしたものです。

一閑張りは昔から日本人の日常生活で愛用されていたものですが、
和風インテリアとしても見目良く、最近では趣味として作られる方も
増えてきているそうです。


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ちなみに一閑張りの一閑の由来なのですが……

中国は明から亡命してきた飛来一閑(ひきいっかん)が広めた技術なので
一閑張りと呼ぶ説。

農民が農閑期の閑(ひま)な時に作っていたものなので一閑張りとなった説。

丈夫な出来で、一貫の重さにも耐えるほどの強度が由来となって、漢字の書き方も
『一貫張り』とする地方もあります。


どれも説得力がありますね。


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画や古文書など貼り付けて意匠にしたりします。
割といろいろ自由に出来そうで面白そうですね。


丈夫で手触りも良く味わいのある一閑張りですが、
柿渋は年を経るごとにその色をより深くしていきます。
そういった味わいの変化も一閑張りの魅力の一つと言えます。


作家の佐藤節子さんが作られた一閑張り、
ぜひお手に取ってご覧いただきたく思います。



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また、現在ギャラリー器では、
フリーライター・コピーライターであるTOKOさんの
『ココロエ(心絵)』も展示させて頂いています。

『ココロエ』とは、写真の中に詩を添えた作品で、
映り込む風景に、短くも優しい言葉の力が乗せられています。


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心に触れる何かというのは人によって違うものでしょうが、
もしかしたらそういう『ココロエ』が見つかるかもしれません。

こちらも素敵な作品でありますので、ぜひご覧いただきたいです。

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